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アルジャーノンに豚の生姜焼きを

読んだ方が元気になるブログになるといいなと思います。

大手企業に就職した20代の転職活動がうまくいかない理由

前回の記事では、大企業に就職した20代の若手ビジネスマンが陥りがちな落とし穴について書きました。今回はその落とし穴にはまってしまう原因について考え、上手な転職のやり方について考えていきたいと思います。

 

そもそも意思決定の軸が不明確

不足している自己分析

就職活動のころを思い出してください。「自己分析」というのをやりましたよね。自分が職場を選ぶ上での優先度が高いための要素は何なのか。職務内容、年収、社風、キャリアなどなど複数の要素があるなか、どの要素をどの程度満たせば自分は幸せに働くことができるのか。ここを改めて考える必要があるのですが、転職活動においてはこれをする時間が圧倒的に足りません。

 

転職エージェントの力学を知らない

以前こちらの記事/転職活動を考えている20代のヒトにぜひ読んでほしいエージェントとの付き合い方 でも書いたのですが、よっぽど親身なエージェントさん(マーケットの10%にも満たないと思います)以外は、基本的にあなたのことを「商材」と考え、高く買ってくれる顧客に売ろうとします。あなたがどこに行きたいか、それは本当に幸せになれるのか?などを考え始めて時間をかけるくらいなら、ほかの商材(すぐ転職しそうな人)をさっさと転職させることに時間を注ぎます。

 

初回からあなたの真のニーズを探ることもそこそこに矢継ぎ早に企業やポジションを紹介してくるエージェントさんには気を付けましょう。今回は割愛しますが、どのように自己分析をしていけばいいかについてもいつか書いていこうと思います。

 

リソースの投下量が圧倒的に不足

準備不足のまま面接へ

ここでいうリソースとは準備する時間と労力のことを指します。

基本的には

成果=投下リソース(時間や転職活動に注ぐパワー)×質(会社を理解し自分を売り込む筋のよさ)

 

によって成り立つのですが、大企業に勤めている若手のサラリーマンには圧倒的にここが足りません。

大企業勤めにありがちなミス

とくに大企業に勤めている経験をもつ若手ビジネスマンが、エージェントさんの勧めるがままに、ベンチャーの会社を受けようとすると、会社への理解が不十分ではないことが多いです。

 

なんとなくベンチャーなら自分は受かるんじゃないか?という根拠のない自信をもったまま、裸一貫で面接に臨むことがあまりに多いのが現状です。

 

就活の時には当たり前にやっていた、「なぜその企業にいきたいのか」「自分がどのように役に立つのか」をきちんと語る準備をすることなく、ふわっとしたまま企業の面接に行き、お見送りに。

 

そうなると「いや、そこまでいきたくなかったし」「そこまで準備したいと思えるほどの企業がない」「だったら、今の会社でがんばるか」

という思考パターンに流れていきます。

 

好きになれなければ見えてこない

そもそも、会社のいいところというのは、よっぽどいいところを除いて、知る努力をしなければ基本的には見えてきません。例えば、大学生に人気のスポーツであるラクロスや、ビジネスマンに人気のゴルフを高校生に向かって「好きですか?」と聞いている状況を思い浮かべてください。

 

単純に「知らないから」というだけ、本当は大好きになっていた可能性があるものを「よく知らない、やったことないから好きじゃない」という結論を下す人が大半だと思います。

 

ゴールまでのスモールステップがなくモチベーションが低下

転職活動は孤独かつハード

転職活動を現職と並行してやるのはとてもエネルギーがいることです。自分が目指しているゴールはなんなのか、それに向かってやるべきことはなんなのか、そして自分がおかれている現在地はどこなのか。

 

仕事のプロジェクトであればしっかり考えられることも、自分のことを客観的に見て、必要であれば叱咤激励し、モチベートしてくれる存在というのは基本的には存在しません。

 

新卒就職活動のような、「人気ランキング上位の大企業内定」というわかりやすいゴールや、まわりで一緒に伴走してくれる仲間もいないのです。

 

負のスパイラルの恐ろしさ

知る努力をしなくても魅力的に見えるグーグルや大手商社、外資コンサルなどの超優良企業をかたっぱしから受けて、玉砕する。

 

次になんとなく憧れで応募した企業や、そこまで行きたいとも思っていない状態で受けた企業から2、3回お見送りされると、ヤル気を失ってしまうのが人間というもの。

 

それが上に書いたリソースの投下不足ではなく、自分の能力不足であると勘違いしてしまう人がとても多いのです。 

 

中途採用は選抜試験ではない

ポテンシャルに投資する新卒入社と違い即戦力性を求める中途入社はあくまで、「マッチング」の場であり企業を偏差値的に捉えることは無意味なのですが、受験勉強をくぐり抜け、就職活動でも比較的に人気の企業に入ってしまった優秀層ほど、このジレンマに苦しむことになります。

 

では、どうしたら、このような落とし穴を抜け出し、納得のいく転職をすることができるか?具体的なメソッドについて次回は考えていきたいと思います。